猫の症状から探す

猫が咳をする・呼吸が苦しそうなときに考えられる病気

猫は犬に比べて咳をすることが少なく、咳が出るときは喘息や気管支炎、風邪などの感染症が考えられます。体を低くして首を伸ばす咳は、毛玉を吐こうとしているように見えて見逃されがちです。また、猫が口を開けて呼吸するのは、運動の直後を除けば強い呼吸困難のサインで、心筋症による胸水や肺水腫、膿胸などのことがあります。下の目安で受診のタイミングを確かめてください。

受診の目安

すぐに受診夜間・休日でも

  • 口を開けて呼吸している(運動の直後ではないのに)
  • 舌や歯ぐきが紫色・白っぽい
  • お腹を大きく動かして苦しそうに呼吸している
  • 寝ているときの呼吸が1分間に40回以上
  • 後ろ足が急に動かなくなり、痛がって鳴く(心筋症による血栓のことも)
  • 高いところからの落下や事故のあとに呼吸が苦しそう

早めに受診当日〜翌日に

  • 体を低くして首を伸ばす咳が、くり返し出る
  • くしゃみ・鼻水・目やにが続き、食欲が落ちてきた
  • 咳とともに熱がある、元気がない
  • 遊んだあとにすぐ息が上がるようになった

様子を見てよいその後も元気なら

  • くしゃみが少し出るが、元気・食欲があり、呼吸も落ち着いている
当てはまるかチェックする様子を選ぶと、受診を急ぐべきかの目安がわかります

迷ったときは、かかりつけの動物病院に電話で相談してください。様子を見る間も、いつ・何回・どんな様子だったかをメモし、写真や動画を撮っておくと診察で役立ちます。

受診の目安とチェックリストを見る

考えられる病気12件

部位ごとに並べています。すぐ受診は、その病気で急いで受診したほうがよいサインです。

感染症・寄生虫5

呼吸器4

心臓・循環器3

Qよくある質問

猫の咳と、毛玉を吐こうとしているのはどう見分ける?
毛玉を吐くときは、最後に毛玉や胃の中身が出てきます。体を低くして首を伸ばし、「ケッケッ」と音を立てるのに何も出ない場合は、喘息などの咳のことがあります。動画を撮って動物病院で見てもらうと判断しやすくなります。
猫の呼吸が速いかどうかは、どう測ればいい?
寝ているときに、胸やお腹が上下する回数を30秒数えて2倍にします。1分間に30回前後までが目安で、40回を超えるなら多い状態です。心筋症の猫では、この安静時の呼吸数を毎日記録すると、悪化に早く気づけます。
猫が口を開けて呼吸していたら?
激しく遊んだ直後に少しだけ口を開けるのを除き、猫の開口呼吸は強い呼吸困難のサインです。抱っこや無理な保定は避け、キャリーに入れて静かに、すぐ動物病院へ連絡してください。暑い日なら熱中症のこともあります。

猫のほかの症状から探す

このページは、受診するかどうかを考える目安です。診断の代わりにはなりません。気になる様子があれば、動物病院に相談してください。