犬の症状から探す
犬が咳をする・呼吸が苦しそうなときに考えられる病気
犬の咳は、ケンネルコフなどの感染症や気管虚脱、肺炎のほか、高齢の小型犬では僧帽弁閉鎖不全症など心臓の病気が原因のこともあります。「ガーガー」とアヒルのような咳は気管、夜や明け方に多い咳や、寝ているときの呼吸が速い場合は心臓の病気が疑われます。舌や歯ぐきが紫色、横になれずに座ったまま苦しそうに呼吸しているときは、肺水腫などで命に関わるため、すぐに受診してください。
受診の目安
すぐに受診夜間・休日でも
- 舌や歯ぐきが紫色・白っぽい
- 横になれず、座ったまま首を伸ばして苦しそうに呼吸している
- 寝ているときの呼吸が1分間に40回以上で、落ち着かない
- ピンク色の泡のような痰を吐く
- 咳が止まらず、ぐったりしている
- 交通事故や高いところからの落下のあとに呼吸が苦しそう
早めに受診当日〜翌日に
- 咳が数日続いている、夜や明け方に咳が多い
- 散歩をいやがる、すぐ疲れて座り込む
- 咳とともに熱や鼻水、食欲がない
- 高齢の小型犬で、心臓の雑音を指摘されたことがある
様子を見てよいその後も元気なら
- 水を飲んだ直後や興奮したときに、1〜2回むせただけ
- 咳はたまに出るが、元気・食欲があり、呼吸も落ち着いている
迷ったときは、かかりつけの動物病院に電話で相談してください。様子を見る間も、いつ・何回・どんな様子だったかをメモし、写真や動画を撮っておくと診察で役立ちます。
受診の目安とチェックリストを見る考えられる病気15件
部位ごとに並べています。すぐ受診は、その病気で急いで受診したほうがよいサインです。
呼吸器6
-
犬の肺炎湿った咳・浅く早い呼吸はただの風邪じゃない!誤嚥(ごえん)のリスクと救命治療をすぐ受診口を開けて呼吸する、舌や歯茎が青紫、ぐったりして動けない
-
犬の気管虚脱ガーガーという激しい咳への対策!最新治療と家庭での予防すぐ受診呼吸が苦しそう、舌や歯茎が青紫色、失神
-
犬の気胸突然の呼吸困難・チアノーゼは胸腔内空気漏出の緊急事態!原因・診断・胸腔穿刺と外科治療を詳しく解説すぐ受診呼吸が苦しそう・横になれない・舌や歯茎が青紫(横にせず座った姿勢で運ぶ)
-
犬のケンネルコフしつこい咳が続く原因は?治療法と多頭飼育の注意点すぐ受診呼吸が苦しそう・口を開けて呼吸する、高熱(肺炎の疑い)
-
犬の副鼻腔炎ドロドロの鼻水・顔の腫れは「蓄膿症」?歯から来る原因と抜歯による根治治療を解説
-
犬の鼻炎鼻水やくしゃみが止まらないのは風邪?片方だけ出る危険サインと加湿・ネブライザー治療を解説
心臓・循環器6
-
犬の肺水腫横になれない(起坐呼吸)・舌が青いのは一刻を争う「溺死」の危機!原因と緊急処置ガイドすぐ受診横になれず座ったまま、口を開けて呼吸、歯茎が青白い・紫(夜間でもすぐ救急へ)
-
犬の肺動脈弁狭窄症興奮時の失神は生まれつきの病気?完治を目指すカテーテル手術と心臓ケアを解説すぐ受診失神した、お腹が膨らむ(腹水)、舌が青紫
-
犬の僧帽弁閉鎖不全症乾いた咳・疲れやすさは心臓病のサイン?小型犬の肺水腫リスクと強心剤治療を解説すぐ受診呼吸が苦しそう、舌が青紫色(肺水腫の疑い)
-
犬の心房中隔欠損症(ASD)無症状から心不全へ進行する先天性心疾患の症状・治療・手術費用すぐ受診呼吸が苦しそう、失神、お腹が膨らむ
-
犬の拡張型心筋症(DCM)大型犬に多い心臓の病!初期症状・治療・余命を徹底解説すぐ受診口を開けて呼吸する、横になれず座ったまま寝る、失神
-
犬の心室中隔欠損症心雑音・疲れやすさは生まれつきの病気?症状レベルと強心剤治療を解説すぐ受診呼吸が苦しそう、ぐったりしている(心不全の疑い)
感染症・寄生虫2
-
犬のクリプトコッカス症カビによる怖い感染症!症状・神経への影響・予防法を解説すぐ受診ぐるぐる回る・けいれん・意識がおかしい、急に目が見えなくなった
-
犬のフィラリア症咳、血尿、お腹の張り……蚊が運ぶ「心臓の寄生虫」の恐怖と寿命を縮めない救済ガイドすぐ受診赤茶色・コーヒー色のおしっこ、急にぐったり・歯茎が白い(数時間で命に関わる)
消化器1
Qよくある質問
- 犬の呼吸が速いかどうかは、どう測ればいい?
- 寝ているときや落ち着いているときに、胸やお腹が上下する回数を30秒数え、2倍にします。1分間に30回前後までが目安で、40回を超えるなら多い状態です。心臓病の犬では、この「安静時の呼吸数」を毎日記録すると、悪化に早く気づけます。
- 「ガーガー」というアヒルのような咳は何?
- 気管が平たくつぶれる気管虚脱でよく見られる咳です。小型犬に多く、興奮したときや首輪で首が圧迫されたときに出やすくなります。首輪をハーネスに変える、体重を管理するといった対策があります。呼吸が苦しそう、舌が紫色になるときはすぐに受診しましょう。
- 逆くしゃみとは?咳とどう違う?
- 鼻から勢いよく空気を吸い込み、「ズーズー」「ブーブー」と音を立てる発作で、小型犬によく見られます。多くは数十秒以内に治まり、その後は元気です。咳や逆くしゃみかどうか迷うときは、動画を撮って動物病院で見てもらうと判断しやすくなります。
犬のほかの症状から探す
このページは、受診するかどうかを考える目安です。診断の代わりにはなりません。気になる様子があれば、動物病院に相談してください。
