猫の症状から探す

猫が下痢をするときに考えられる病気

猫の下痢は、フードの切り替えや食べ慣れないもの、ストレスでも起こり、1〜2回で治まって元気と食欲があれば、様子を見てよいことも多い症状です。ただし、子猫の下痢は汎白血球減少症(猫パルボ)や回虫症などの感染症のことがあり、脱水で急変しやすいため注意が必要です。また、成猫で下痢や軟便が長く続く場合は、IBD(炎症性腸疾患)や腸のリンパ腫、食物アレルギーが隠れていることがあります。下の目安で受診のタイミングを確かめてください。

受診の目安

すぐに受診夜間・休日でも

  • 子猫が下痢をして、元気や食欲がない
  • 嘔吐もくり返している、ぐったりしている
  • 血便が出る、黒いタール状の便が出る
  • 水のような下痢が何度も続いている
  • 体が冷たい、歯ぐきが白い

早めに受診当日〜翌日に

  • 2〜3日たっても下痢が治まらない
  • 下痢と軟便をくり返す、体重が減ってきた
  • 便に虫が混じる、お尻のまわりに白い粒が付いている
  • 高齢の猫で、下痢が続いている

様子を見てよいその後も元気なら

  • 1〜2回下痢をしたが、その後は元気で食欲もある
  • フードを変えたあとに、少しやわらかい便が出た
当てはまるかチェックする様子を選ぶと、受診を急ぐべきかの目安がわかります

迷ったときは、かかりつけの動物病院に電話で相談してください。様子を見る間も、いつ・何回・どんな様子だったかをメモし、写真や動画を撮っておくと診察で役立ちます。

受診の目安とチェックリストを見る

考えられる病気10件

部位ごとに並べています。すぐ受診は、その病気で急いで受診したほうがよいサインです。

感染症・寄生虫6

消化器2

腫瘍・がん1

皮膚1

Qよくある質問

猫の下痢はどのくらい続いたら受診すべき?
元気で食欲があっても、2〜3日続くなら一度診てもらいましょう。子猫や高齢の猫、ほかの症状もあるときは、その日のうちの受診が安心です。数週間にわたって下痢や軟便をくり返す場合は、腸の病気を調べる必要があります。
受診のとき、便は持って行ったほうがいい?
できれば、出てから時間のたっていない便を少量、ビニール袋や容器に入れて持って行きましょう。寄生虫や細菌の検査に使えます。猫砂が付いていてもかまいません。持って行けないときは、写真を撮っておくと色や形を伝えやすくなります。
下痢のとき、ごはんは抜いたほうがいい?
猫は長く食べないと肝リピドーシス(脂肪肝)になることがあるため、自己判断で食事を抜くのは避けましょう。食べられるようなら、いつものフードを少量ずつ与えます。食べない、吐くといったときは早めに相談してください。

猫のほかの症状から探す

このページは、受診するかどうかを考える目安です。診断の代わりにはなりません。気になる様子があれば、動物病院に相談してください。