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犬にしこりや腫れがあるときに考えられる病気

犬の体のしこりには、脂肪腫のような良性のものから、肥満細胞腫や乳腺腫瘍、悪性リンパ腫などの悪性のものまであり、見た目や触った感じだけでは区別できません。小さいうちに細い針で細胞をとる検査を受ければ、多くは短時間で見当がつきます。お腹が急に膨らんだ、歯ぐきが白いといった場合は、脾臓の腫瘍からの出血のことがあり急ぎます。下の目安で受診のタイミングを確かめてください。

受診の目安

すぐに受診夜間・休日でも

  • お腹が急に膨らみ、歯ぐきが白い・ぐったりしている
  • しこりから出血が止まらない
  • 足の付け根やおへそ、お尻の横の膨らみが硬くなって戻らず、痛がる・吐く
  • 急に顔や首が腫れて、呼吸が苦しそう

早めに受診当日〜翌日に

  • しこりが1cm以上ある、または見つけてから1か月以上たっている
  • しこりが短い期間で大きくなっている、形が変わった
  • あごの下・わきの下・ももの裏などのリンパ節が、左右とも腫れている
  • 乳腺(乳首のまわり)にしこりがある
  • 口の中にできものがある、口臭や出血がある

様子を見てよいその後も元気なら

  • 虫刺されやワクチンのあとの小さな腫れで、数日で小さくなってきた
当てはまるかチェックする様子を選ぶと、受診を急ぐべきかの目安がわかります

迷ったときは、かかりつけの動物病院に電話で相談してください。様子を見る間も、いつ・何回・どんな様子だったかをメモし、写真や動画を撮っておくと診察で役立ちます。

受診の目安とチェックリストを見る

考えられる病気19件

部位ごとに並べています。すぐ受診は、その病気で急いで受診したほうがよいサインです。

腫瘍・がん11

皮膚4

消化器3

泌尿器・生殖器1

Qよくある質問

しこりを見つけたら、どのくらいで受診すべき?
1cm以上ある、1か月以上消えない、大きくなっている場合は受診しましょう。小さいうちのほうが検査も手術も負担が少なくすみます。見つけた日付と大きさ(定規で測る・写真を撮る)を記録しておくと、変化が分かりやすくなります。
脂肪腫かどうか、触って分かる?
脂肪腫はやわらかく、よく動くことが多いですが、肥満細胞腫などの悪性の腫瘍が同じような感触のこともあり、触っただけでは分かりません。細い針で細胞をとる検査(細胞診)で、多くの場合は見当がつきます。
しこりを触ったり押したりしてもいい?
大きさを確かめる程度なら問題ありませんが、何度も強く押したり、もんだりするのは避けましょう。肥満細胞腫は刺激で赤く腫れることがあります。かいたりなめたりして傷になる場合は、服などで保護して受診しましょう。

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このページは、受診するかどうかを考える目安です。診断の代わりにはなりません。気になる様子があれば、動物病院に相談してください。