犬の症状から探す

犬が吐く(嘔吐)ときに考えられる病気

犬は空腹や食べ過ぎ、早食いでも吐くことがあり、1回吐いただけでその後も元気で食欲があれば、様子を見てよいことが多い症状です。一方で、何度も続けて吐く、吐こうとしても何も出ない、血が混じる、ぐったりしているといったときは、胃拡張・胃捻転症候群や腸閉塞、膵炎、パルボウイルス感染症など、急ぐ病気のことがあります。下の目安で受診のタイミングを確かめ、当てはまりそうな病気の記事で詳しい症状を確認してください。

受診の目安

すぐに受診夜間・休日でも

  • 吐こうとするのに何も出ない、お腹が張っている
  • 何度も続けて吐く、水を飲んでも吐く
  • 吐いたものに血が混じる、コーヒーかすのような黒っぽいものを吐く
  • ぐったりしている、歯ぐきが白い、呼吸が苦しそう
  • おもちゃ・布・骨などを飲み込んだ、チョコレート・玉ねぎ・ぶどう・人の薬などを口にした
  • 子犬が吐いて、下痢や血便もある

早めに受診当日〜翌日に

  • 1日に2回以上吐く、または数日おきに吐くことが続いている
  • 下痢・食欲がない・元気がないなど、ほかの症状もある
  • 水をよく飲む・尿が多い、体重が減ってきた
  • 持病のある犬や高齢の犬が吐いた

様子を見てよいその後も元気なら

  • 1回だけ吐き、その後は元気で食欲もある
  • 空腹の時間が長いときに黄色い液を吐くが、食べればおさまる
  • 早食い・食べ過ぎのあとに、フードをそのまま吐いた
当てはまるかチェックする様子を選ぶと、受診を急ぐべきかの目安がわかります

迷ったときは、かかりつけの動物病院に電話で相談してください。様子を見る間も、いつ・何回・どんな様子だったかをメモし、写真や動画を撮っておくと診察で役立ちます。

受診の目安とチェックリストを見る

考えられる病気24件

部位ごとに並べています。すぐ受診は、その病気で急いで受診したほうがよいサインです。

感染症・寄生虫12

消化器8

泌尿器・生殖器3

心臓・循環器1

Qよくある質問

犬が黄色い液を吐くのはなぜ?
空腹の時間が長いと、胆汁の混じった胃液を吐くことがあります。朝方や夕食前に多く、食事の回数を増やすとおさまることがよくあります。毎日続く、量が多い、ほかの症状もあるときは、胃腸や膵臓などの病気がないか診てもらいましょう。
吐いたあと、ごはんや水はいつあげればいい?
1回吐いて元気なら、少し時間をおいてから少量の水を与え、吐かなければ消化のよいフードを少しずつ与えます。また吐く、水も吐くといったときは与えるのをやめて動物病院に相談してください。子犬や持病のある犬は、早めの相談が安心です。
「吐く」と「吐き戻し」は違うの?
嘔吐はお腹に力を入れて胃や腸の中身を出すこと、吐き戻し(吐出)は食道にあるものが力まずにそのまま出てくることです。食べた直後に、筒状のフードがそのまま出てくる吐き戻しをくり返す場合は、巨大食道症など食道の病気のことがあります。

犬のほかの症状から探す

このページは、受診するかどうかを考える目安です。診断の代わりにはなりません。気になる様子があれば、動物病院に相談してください。