犬の症状から探す
犬が歩けない・足を引きずるときに考えられる病気
犬が急に歩けなくなった、後ろ足に力が入らない場合は、椎間板ヘルニアなど背骨・神経の病気のことがあります。特にダックスフンドやコーギーなど胴の長い犬に多く、麻痺が重いときは早く治療を始めるほど回復の見込みが高くなるため、すぐに受診してください。片足を引きずる、スキップするように歩く場合は、膝蓋骨脱臼(パテラ)や前十字靭帯断裂、骨折などが考えられます。
受診の目安
すぐに受診夜間・休日でも
- 後ろ足が急に動かなくなった、立てない
- 背中を触ると強く痛がる、震えて動こうとしない
- おしっこが出ない、またはもらしてしまう
- 交通事故や高いところからの落下のあとに歩けない
- お腹が張っていて、ふらついて立てない
早めに受診当日〜翌日に
- 片足を浮かせて歩く、足を引きずる
- スキップするような歩き方をする、段差をいやがる
- 散歩に行きたがらない、立ち上がるのに時間がかかる
- 足の骨が腫れている、触ると痛がる
様子を見てよいその後も元気なら
- 少し足を気にしたが、数分で普通に歩くようになり、その後も問題ない
迷ったときは、かかりつけの動物病院に電話で相談してください。様子を見る間も、いつ・何回・どんな様子だったかをメモし、写真や動画を撮っておくと診察で役立ちます。
受診の目安とチェックリストを見る考えられる病気18件
部位ごとに並べています。すぐ受診は、その病気で急いで受診したほうがよいサインです。
脳・神経6
-
犬の脳腫瘍急な性格の変化・夜鳴き・絶え間ない痙攣は危険?高齢犬の脳の病気とMRI検査・緩和ケアを解説すぐ受診けいれんが止まらない・くり返す、意識がおかしい
-
犬の水頭症頭が膨らむ・クルクル回るのは危険サイン?チワワ等の遺伝とシャント手術を解説すぐ受診けいれんが止まらない・くり返す、意識がぼんやりしている
-
犬のてんかん突然のけいれん・泡を吹いて倒れたら?発作時の正しい対処法と生涯にわたる治療・管理を解説すぐ受診発作が5分以上続く、24時間以内に2回以上の発作(重積・群発)
-
犬の椎間板ヘルニア背中の丸め・震えはSOSサイン?5段階のグレードと緊急手術の「48時間の壁」を解説すぐ受診歩けない・後ろ足を引きずる、おしっこやうんちが出ない(48時間以内の手術で回復率が変わる)
-
犬の内耳炎首のひどい傾き(斜頸)・目が左右に揺れるのは危険?平衡感覚の崩壊と最新のめまい治療を解説すぐ受診突然首が傾く・目が左右に揺れる・立てない(脳の病気との区別が必要)
-
犬の環軸椎不安定症首を触ると痛がる・ふらつき・突然の四肢麻痺は頸椎不安定の緊急サイン?原因・MRI診断・外科固定術と保存療法を解説すぐ受診急に四肢が動かない、呼吸が苦しい、倒れて動けない
骨・関節6
-
犬の骨折焦らず応急処置を!小型犬に多い「橈尺骨骨折」の原因と最新手術すぐ受診事故や落下のあと足を地面につけない、足の変形・激しい痛み
-
犬のレッグ・ペルテス病後ろ足をケンケン・挙げるのは股関節の壊死?トイプードル等の成長期に多い原因と外科手術を解説
-
犬の股関節形成不全腰を振って歩く・立ち上がりにくさはサイン?原因と治療
-
犬の膝蓋骨脱臼(パテラ)時々スキップして歩くのは?4段階のグレードと手術のタイミングを解説
-
犬の変形性関節症足を引きずる・寝起きが遅いのは年のせい?軟骨のすり減りと最新の鎮痛注射を徹底解説
-
犬の前十字靭帯断裂足を挙げてケンケン・お座りが崩れるのは?肥満リスクと最新TPLO手術を解説
感染症・寄生虫3
-
犬のアナプラズマ症マダニ咬傷後の発熱・食欲不振は緊急サイン!原因・血液検査・抗菌薬治療と予防を解説すぐ受診歯茎や皮膚からの出血・鼻血、ふらつき・黄疸
-
犬の狂犬病愛犬と家族を守る義務!発症すれば致死率100%の脅威とワクチンの重要性を解説すぐ受診狂犬病が疑われる動物にかまれたとき(人は48時間以内に医療機関へ)
-
犬のライム病急な高熱・関節の痛みはマダニの仕業?人間にもうつる危険と「48時間以内」の駆除鉄則を解説
消化器1
泌尿器・生殖器1
腫瘍・がん1
Qよくある質問
- 急に歩けなくなったら、どうすればいい?
- 抱き上げるときは、背中が曲がらないように胸とお腹を両手で支えます。歩かせたり、階段を上らせたりせず、ケージなど狭い場所で安静にさせて、すぐに受診してください。痛みでかむことがあるので注意しましょう。
- 椎間板ヘルニアは手術が必要?
- 軽ければ安静と薬で治ることもありますが、麻痺が重い場合は手術がすすめられます。足先をつねっても痛みを感じないほど重い場合は、時間がたつほど回復が難しくなるといわれています。急に後ろ足が動かなくなったら、すぐに受診しましょう。
- 足を引きずるけど痛がらない。様子を見てもいい?
- 膝蓋骨脱臼のように、痛みが少なくても進行する病気があります。数日たっても足を引きずる、何度もくり返す場合は、一度診てもらいましょう。歩く様子を動画に撮っておくと、診察室では見られない歩き方を伝えられます。
犬のほかの症状から探す
このページは、受診するかどうかを考える目安です。診断の代わりにはなりません。気になる様子があれば、動物病院に相談してください。


